『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ディパーテッド』等の傑作を世に送り出してきたアメリカの巨匠、マーティン・スコセッシ監督による『沈黙-サイレンス-』の日本版予告編が公開された。
『沈黙-サイレンス-』は、1966年の遠藤周作の小説、『沈黙』を原作としており、17世紀の日本におけるキリシタン弾圧を背景に、棄教したと伝えられた高名な宣教師を探して入国した若き宣教師たちの逃亡や葛藤が描かれる。
出演はアンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈ら。
公式サイトには、スコセッシ監督のメッセージも掲載され、以下のように今作に対する思いを寄せている。
このプロジェクトは私が長年に渡りあたためてきたもので、その発端は初めてこの傑作と出会った1988年まで遡ります。読んだ瞬間にこの作品を映画化したいと思いました。
(中略)
本当に恵まれた環境でした。なぜ「沈黙」を映画にしたのか。それは私にとって、この作品が人間にとって本当に大切なものは何かを描いた作品だからです。
『沈黙-サイレンス-』は1/21(土)より、全国300館以上で一斉に公開される。