『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』等で知られるスペインの鬼才、ペドロ・アルモドバル監督の新作映画『ジュリエッタ』が11月5日より順次、全国で公開される。
11月5日に公開されるのは東京の恵比寿ガーデンシネマや大阪・シネ・リーブル梅田など。
今作はカナダのノーベル文学賞作家、アリス・マンローの短編集を映画化した作品。
スペインのマドリードでひとりで暮らしているジュリエッタは、自分を心から愛してくれている恋人ロレンソにも打ち明けていない苦悩を内に秘めていた。ある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、めまいを覚えるほどの衝撃を受ける。12年前、ひとり娘のアンティアは理由も語らずに、突然姿を消してしまったのだ。ジュリエッタはそれ以来、娘には一度も会っていない。忘れかけていた娘への想いがよみがえる。ジュリエッタは、心の奥底に封印していた過去と向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた手紙を書き始めるのだった……。(公式サイトより)
これまでも、女性たちの運命的とも言える人生をエネルギッシュに描いてきたアルモドバル監督。楽しみな一作だ。