【動画あり】キム・ギドク監督が来日で新作について語る。新作は1月7日公開へ!

キム・ギドク監督

『サマリア』、『うつせみ』などの作品で強烈な個性を見せる韓国の鬼才、キム・ギドク監督が、新作『The NET 網に囚われた男』の東京フィルメックスでのオープニング上映に合わせ、11月19日に来日し、その思いを語った。

上映前、キム・ギドクは「土曜日の夕方、とても貴重な時間に観に来てくださり、皆さんに感謝申し上げます。しかし幸せな週末に観るには悲しくて胸が痛くなるストーリーです」と独特の言い回しで挨拶。「この映画の最後は苦しく感じるかもしれませんが、私たちの未来はこの物語の結末と反対になることを願っています」と前向きに語った。

さらに自身が映画を撮る目的について、キム・ギドクは「私の映画には残忍で暴力的な、観るのが辛いシーンがたくさんあります。でもその裏には私が語りたいと思っている真実がある」と前置きし、「そういったシーンを通して、人類はより安全になるべきだと伝えたいと思っています」と話した。

第17回東京フィルメックス開幕、キム・ギドクが新作とアジアの未来語る – 映画ナタリーより

なお、『The NET 網に囚われた男』は、2017年1月17日より新宿シネマカリテなど全国で順次公開される。

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